山里亮太の「天才はあきらめた」の内容を読んで学べたこと

天才はあきらめた 書評書評

唐突にぶっちゃけて申し訳ないですが、僕は年間で200~300冊ほど本を読みます。その9割以上はビジネス書籍や自己啓発本ですが、この南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太さん)が書いた「天才はあきらめた」は、Amazonで見かけたとき「あれ? この人から学べることって山ほどあるんじゃね?」と思った次第です。即ポチりました。

そして僕が読んだ数ある書籍のなかでも、実際に学べる内容が多かったなと思ったので、ここに書評として感想を書こうと思います。

山里亮太の「天才はあきらめた」とはどんなお話?

2003年にコンビ結成し、同年のM-1グランプリに初出場のうえ準決勝まで進出した南海キャンディーズの山ちゃんの自叙伝とも言える本です。M-1を皮切りにお茶の間を笑わせ続け、2019年には国内屈指の女優 蒼井優と結婚するなど、ハタから見れば完全なサクセスストーリーに見える山ちゃんの人生の裏側を垣間見られます。

自らのブサイクさや性格のクズっぷり、人見知りなど、多くの人間が抱えがちなマイナス要素に真正面から立ち向かいつつ、自分が(笑いの)天才でもないことに苦悩し、あがく姿が描かれています。

世間一般の人は、山ちゃんは笑いの才能がとても豊かのだと見受けるでしょう。私もそう思っていました。しかし、彼の本の記載を読むと、実は本当の天才でないことが分かります。山ちゃんは秀才です。

そんな秀才型の山ちゃんが、どのような努力をしたことで現在の”成功者の頂点”みたいな位置に行くことができたのか、それを教えてくれる大変お得なでした。

山ちゃんは天才ではないのか?

ここで念のため、天才と秀才の意味合いを下記のように分けておきます。

  • 天才 ・・・ 天から能力をもらったかのように、最初からその物事が上手くできる
  • 秀才 ・・・ はじめは出来ていなかったが、勉強や実践を重ねていくことで上手にこなす

このように分類した場合、山ちゃんは天才ではありませんでした。(自ら言っているので、私の判断というわけではないのであしからず。私はあくまで同意しているだけです。)

じゃあ、天才でないのに顔はブサイク、性格も陰湿で人見知りな人間がどうやって成功者のステージに上がるの? というところがこの「天才はあきらめた」に書いてあり、他の世間一般の凡人がどのように努力したら良いかが参考になります。

ちなみにAmazonの評価は246件で星4.4を誇り、ちょうど私の評価も4.4くらいでした。星5でない理由は、若干言い回しが難しかったりわかりにくかったりする部分があるという点くらいです。

「天才はあきらめた」から学べること

ノートをとること

ビジネスには「PDCA」という物事へのアプローチ方法があるのをご存じでしょうか。PDCAは「Plan(計画) → Do(実行) → Check(評価) → Action(改善)」の略であり、要はトライアンドエラーを正しく積み重ねようという行動様式です。山ちゃんはこれを自然かつ高速にやっていました。

もちろん本の内容を完全にバラしてしまうと著作権違反ですし、実際に読まないとその重要性や熱量みたいなものは伝わってこないのでぜひ読んで頂きたいところですが、山ちゃんはとても重要なことをしていました。

それは「ノートを書き溜めている」ということです。

「あ~なんだ、よくある話だよね。うんうんなるほど、機会があったらやってみるよ。」くらいに思った人は、自分の成功から遠のいている人だ。 そういう人はぜひ読むことをお勧めします。

なぜなら、冒頭に「私は年間200~300冊本を読む」と書いたが、ビジネスにおける成功者の多くは「紙に書くこと」「ノートに書くこと」を強く推奨しているからです。このパソコンやスマホ全盛の時代に、です。

具体的に言うと、「非常識な成功法則」の神田昌典さんや「メモの魔力」の前田裕二さん。お二人は活用方法は全く別であるものの、「紙に書くこと」で自分の頭の中を整理整頓し、「自分が何にいま一番向き合わなければならないのか」や、「日常で見つけたり思いついたすばらしいアイディア」をどんどん書き出していっています。

人間の思考なんてものは、フッと浮かんではすぐ消えてしまうのなのです。自分の頭のなかだけで十分考えられているつもりでも、「紙に書きだす」こととは実は天と地ほどの差があるものです。

少し話がズレそうだから元に戻しますが、山ちゃんもまた、ノートに自分自身の感情や向き合うべきこと、ネタの案、発表後の反省点などを詳細に書き記していたことが成功要因だったということがわかります。

参考:まこなり社長が「メモの魔力」について紹介する動画

まとめ

  • 南キャンの山ちゃんの成功について学びたい人に、「天才はあきらめた」はオススメ。
  • 自身で言っているように、山ちゃんは天才ではない。(秀才だと思う)
  • どのような努力をしたら、世のなかに打って出られるような人物になれるのか。それはひとえにノートを取るところからはじまっていると言える。

山ちゃんを天才と呼ばないのは失礼かもしれません。ただその一方で、彼の成功を「天才だから。」で片づけることも失礼に当たるかもしれません。

そして、じゃあ一介の凡人がどのようにしたら成功者の領域にたどり着けるのか、「天才はあきらめた」は私たちに教えてくれています。私はこの本は、良作だと思います。

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